~FC2BLOGランキングに参加しています~ 優倶楽部blog2006年05月
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サッカーJリーグ・川崎フロンターレと、TVドラマをこよなく愛する男のブログです。
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【レビュー】輪舞曲(11・終)
 最後の最後まで急展開・・・と言えば聞こえは良いが、完全に物語として破綻して終わったというのが正直な評価と言えよう。

 細かい部分にリアリティがない、ということは、渡邉睦月の脚本における最大の問題点なのだが、それがついに臨界点を超えたというべきか、あまりにも「あり得ない」展開の連続で、物語の本筋であるところの竹野内豊とチェジウの悲恋、そして橋爪功・杉浦直樹の情念、という部分の出来不出来を問える状況ではなかった。「橋爪功に気づかれないために竹野内豊を一人で潜入させる」と言いながら、ビルの周囲をヘリコプターまで飛んでるという絶望的な滑稽さに始まって、警察がビル周辺を取り囲んでいるにもかかわらずヨボヨボ老人の杉浦直樹があっさりビルに入れていたり、さらには指名手配中の速水もこみちまでいたりというお粗末さ。チェジウに到っては、重要事件の犯人として韓国へ移送中にも関わらずドラクエかというレベルで各所を引っ張りまわされ、あげく撃たれた竹野内豊と1対1でご対面。ここまで来ると何をかいわんやという世界である。

 演出・平野俊一の最後のご奉公で、画面の緊迫感は十分だったのだが、いかんせん肝心の物語がアレでは・・・。前クールの「恋の時間」及び次クールの「おいしいプロポーズ」のローテーションの谷間ぶりを見るにつけ、このドラマにTBSがかけていた気合いとカネの量は想像に余るものがあるが、それを成功させるにはせめて、最低限のリアリティのある脚本を書ける人間を用意すべきであった。その思いを強くせざるを得ない、いささか淋しいラストだった。
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テーマ:ドラマ感想 - ジャンル:テレビ・ラジオ

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