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【観戦記】10/23 J1リーグ第28節・vsレイソル(Home)
嗚呼、げに人間の欲望とは際限なきものなり。

 ・・・なにが言いたいかと申しますと、今日の勝利でついにフロンターレは6連勝を達成したにもかかわらず、ちっとも満足していない自分がいる、ということなのです。・・・って全くおんなじようなことをJ2時代にも何度か書いた覚えがあるんですが、それにしても、今の舞台はJ1ですよ。曲がりなりにも国内最高峰のリーグで6連勝し、シーズン前には夢か願望かと思われていた5位という目標順位にも手が届いているというのに、ただの勝利ではちっとも満足していない自分がいるのに、我ながら驚いている、というわけです。てな感じで、以下試合感想です。

 今日の試合の感想を一言で言えば、手抜き。この一言に尽きるだろう。まあ試合全体というよりは後半と言った方が適切かもしれないが、それにしても、前半から内容は決して良いとは言えなかった。具体的には・・・私が「内容がイマイチだった」とイチャモンを付けている試合に大抵共通することなのだが、チームとしてボールを奪う位置が明確になっていない。だからずるずるとラインを押し下げられ、中盤、特に谷口の抜けてボール奪取力の落ちたボランチのところがDFラインに吸収されてしまうのだ。今日のレイソルは波戸・明神の抜けた影響が如実にDF面で現れており、中盤の高い位置でパス交換orドリブルを始めると簡単にフリーで持ち込ませてもらえる状況だったのだが、低い位置でボールを奪ってからの攻撃では当然そうした形を作れるシーンは少なく、これが特に後半において、一人少ないはずの相手に対して、それほど多くのチャンスを作れない原因となっていた。それどころか、クリアか繋ぐのかの意思統一も明確でなかったため、中途半端なクリアorパスを相手に奪われて波状攻撃を食らう、という、一人少ないはずの相手に対して(2回目)あるまじき状態を作られていた(言うまでも無く、PKからの恥ずべき失点もこれが原因である)。

また、今日の試合全般を通して目に付いたのは、プレーの「軽さ」。1対1の局面で簡単にかわされる、あるいはフィフティボールに対する詰めが甘くてボールの支配権を渡してしまうなど、主にメンタル面にしか原因を求めようが無いプレーが散見されたのは、非常に気がかりだ。少なくとも、今日のようなプレーを繰り返していたら、来週のレッズ戦は絶対に勝てないことは間違いない。

 と、これまでかなり厳しいことを述べてきたが、一方で、確かにチームとしての成長が今日もまた感じられたのも事実だ。今日選手達の気持ちが抜けるほど楽な試合展開になったのには、小林祐の退場が影響していたのは間違いないが、一方で、仮に退場者が出ていなかったとしても、全く負ける気はしなかった、というのも正直なところだ。そして、今シーズンの開幕戦では引き分けに持ち込むのが精一杯だったレイソルとの間で、これだけの差が生まれた要因は、自分たちのサッカーに対する確信にあると言えるだろう。

 今のフロンターレは、関塚監督の「バランス」を重視するサッカーが浸透し、苦しいときでも自分達の「型」を崩さず、リトリート重視のDFを続け、前線・中盤の選手の個性を生かしたハーフカウンター&サイドアタックと、一撃必殺のセットプレーで得点をもぎ取り、出てこざるを得なくなった相手をカウンターの餌食にはめていくという戦術に、ピッチ上の選手達が明確な確信を持っている。もちろん、この確信は勝利からしか生まれないもので、その意味では勝利と確信、卵が先か鶏が先かという話になるのだが、ここで確認しておきたいのは、フロンターレは、中断前、7月の「HOT6!」を終えた時点で14位と苦しんでいたときでも、自分達のサッカーを放棄していなかった、ということだ。この頃から自分達のサッカーを続け、その精度を上げてきたからこそ、今の確信に繋がっていると、私は考える。

 ちなみに余談だが、今のレイソルに致命的に欠けているのは、ラモス「コーチ」の言う「気合」や「根性」などではなく、まさにこの要素であろう。04年途中の早野監督就任以降、少なくとも私が見るたびにこのチームはコンセプトが変わってしまっている。今日で言えば、DFラインのメンツが2人も変わることが分かっていて、なぜあれだけラインを上げるスタイルを選んだのか。特に前半、ラインの乱れを突かれて何度と無くピンチの「芽」を迎えていたが、前節と全く違う形を選んで何がしたかったのか、早野監督には合理的な説明を求めたいところだ。

 ただ、この抽象的な「確信」という要素は、勝利によって生まれているが故に、勝利が失われれば比較的簡単に崩れ去ってしまうものでもある。そうなった時に立ち戻れる明確な「場所」を作っておくためにも、今の戦い方の精度をもっともっと上げる努力を求めたい。このことの成否が、今後6試合中4試合が上位の相手という厳しい日程における戦績と、必ずしも関塚監督留任の確率が高くない中での来シーズンの戦いのカギを握っていることは間違いないだろう。
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