~FC2BLOGランキングに参加しています~ 優倶楽部blog【観戦記】12/3 J1リーグ第34節 vsガンバ(Home)
優倶楽部blog
サッカーJリーグ・川崎フロンターレと、TVドラマをこよなく愛する男のブログです。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【観戦記】12/3 J1リーグ第34節 vsガンバ(Home)
 悔しい。ただひたすらに、悔しい。

 目の前で優勝されるというのがこんなに悔しいことなのか・・・。私は普通、他チームの優勝を見ていても「良かったね」というくらいの感想は抱けるのだが、今回に関しては、目の前で喜びを爆発させるガンバの選手・スタッフ・サポーターを見ていて、申し訳ないが全く祝福する気にはなれなかった。それは決してガンバが優勝に相応しいチームでないからとか、汚いサッカーをやっていたとかいうことではなく(まあ今年の優勝争いは凄まじくレベルが低かったとは思うが)、ただ単に自分達の庭で他人にパーティーをやられている気分というか、彼らは創設以来の初タイトルをリーグ優勝で飾り、あんなにも喜びを爆発させているのに、自分達は負けたことで賞金圏内陥落、という明暗のコントラストに我慢ならなかったからである。
 試合内容をふり返ると、ガンバは久々に前線3人の個人技がかみ合い、とりわけ出場停止明けで体のキレがあり、かつおそらくは今シーズン限りで退団ということで、精神的にも充実が見られたアラウージョのプレーは止め難いものがあった一方、課題とされた守備面では、DFラインと中盤の間のスペースという弱点が解消されていないため、ジュニーニョやマルクスが前線でボールを持つと簡単に前を向かせてもらえるという致命的な欠点があり、フロンターレとしては、リトリートからのカウンターという形を徹底させ、決して先に得点を奪われないということが最重要ポイントであった。

 しかし、結果はご存知のとおり、常に先手を奪われ、一度たりともリードすることなく力負け、という形になった。ガンバに奪われた4ゴールのうち、アラウージョに決められた2ゴールは、1点目はワンツーからの流れ・シュートともに相手を誉めるべき類のもの、2点目はリスクをかけて勝負に出た時間帯のカウンターということで、いずれもある程度やむを得ないものである。しかし、残る2つの失点、すなわちCKからマークミスで宮本に決められたゴールと、交代出場したばかりの森の不用意極まる愚かなファールでのPKは、自らの努力で充分に阻止し得たものである。セットプレーでのマークミスと個人の判断ミス。いずれもチーム・グループ戦術というより個人の責めに帰すべきものであり、来シーズンにむけてこれを解消するには、既存の選手個々の能力アップか、あるいは選手の入替えによる対応が必要となろう。

 また、3点目を奪われた時間帯、あるいは先制された後しばらくの時間帯において、ガンバにボールを支配されたのは、セカンドボールを奪われ続けたのが直接の原因であるが、この背景には、クリアかフィードかの選択の不徹底、あるいは前線との連携ミスがある。いずれの時間帯も、リトリート優先の守備組織は機能しており、組織として崩されるというシーンはほとんど無かったのだが、クリアかフィードかはっきりしないボールをカットされたり、低い位置から前線へのミドル・ロングのパスがかみ合わず、相手にみすみすボールを渡したりするということが続き、結果自分達を苦しくしてしまっていた。ここら辺は、チームとしての改善の余地があるだろう。

 さらにもう一点、これはこれまでも主張してきたことだが、3度目のリードを奪われた後、攻撃に攻め手を欠いていたのは、ベンチに攻撃的なカードを黒津しか入れていない関塚監督の判断が原因であり、かつPKで失点したにも関らず、谷口に代えて佐原投入という、同点時の采配と全く同じ「予定どおり」の交代を行った采配も同様である。この点はこれまで何度も繰り返してきたので多くは語らないが、「1点を奪いに行く時」に采配の種類に乏しいこと、そしてパワープレーを使えないことは、いずれもベンチ入りメンバーの人選にその要因が求められる。来期からはベンチ入りが7人となり、さらにベンチワークが重要になる中で、関塚監督にはこの点の改善を是非とも期待したい。

 ・・・結局、J1復帰元年の今年は、8位という結果に終わった。これは昇格チームとしては大健闘・大躍進と言える結果であり、内容的にも、引き分け地獄のスタートから、次第に勝利を得られるようになり、主力に欠場者が出て苦戦した「HOT6!」を経て、自分達のサッカーを信じ、ひたすらに研鑽を重ねた結果としての再開後の躍進と、1年間で着実な進歩を感じられる、大変中身の「濃い」ものだった。ただ、終盤、上位のチーム相手の試合では、現状の課題を露呈する場面が続き、最終的には手の届くところにあったベスト5、あるいは賞金圏内を逃してしまったという結果については、冒頭に述べたように、言葉にならないほど悔しいことであり、まだまだチームとして課題があることを示してもいる。

 来期は、関塚監督の続投が決定し、ジュニーニョの契約延長もほぼ確定と思われる状況の中で、今期の経験を活かし、現状をさらに向上させていくことで、早い時期にJ1「中位」への定着を目指すための、足がかりのシーズンとなる。一方で、コンサドーレ・ベガルタ・サンガの経験を見ても明らかなように、昇格チームにとって2年目は「鬼門」でもある。もはや相手が「格下」とは見てくれない中で、どのように戦っていくか。この点を担保するのは、これまで関塚監督の下で2年間、もっと言えば2年半の石崎監督の体制下でも培ってきたチーム戦術の向上と、けが人の続出などにも対応し得る、バランス良い補強による戦力アップに他ならない。
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。