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サッカーJリーグ・川崎フロンターレと、TVドラマをこよなく愛する男のブログです。
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【レビュー】アンフェア(10)
 いよいよラス前、クライマックスを目前に大盛り上がり!!・・・とはいかなかったわけだが(ベタですみません)、この要因は大まかに言って2つある。

 一つには、演出の問題。やはりこのドラマ、どーにもこーにも小林義則とその他大勢で、演出のレベルの違いが際立ちすぎている。特に、緩急の「急」の部分が問題で、ここでのキレ(今回で言えば、病院のシーン。結果的に香川照之だった「偽医者」が濱田マリに迫るシーンは、カット割りやBGMでもっと盛り上げの余地があったはずだ)が無いから、後半、「信じる者」に立て続けに裏切られた篠原涼子のセンチメンタルなシーンがダレてしまうのだ。今回の演出は高橋伸之だったが、やはり前回の小林義則の演出と比べると、その差は明らかである。

 そしてもう一つは展開そのものの問題で、おそらく真犯人は香川照之ではないのだろうが、そもそも「香川照之が真犯人だった!」とミスリードさせる今回の展開にはムリがあった。「募金型誘拐事件」で自分の娘を(たとえ殺されないことが分かっていたとしても)危険に晒す、というのはいくらなんでも・・・ねぇ。特に、香川照之がもう完全にイっちゃってる人物ならともかく、今回の展開を見ても人間性は全く失われていない設定だっただけに、この部分にムリがあり、明らかに興ざめだった。ラス前の展開としてはちょっと残念。

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【レビュー】輪舞曲(9)
 冒頭、結局竹野内豊もチェジウもお互いを撃たないのは案の定。ただ、それにしてもチェジウが銃を乱射したのはあまりに意味不明じゃないですかね??竹野内豊を殺せるわけでもなければ、それこそ橋爪功の言うとおり、銃声を聞きつけて警察が来ることが容易に想定されるわけで。チェジウに竹野内豊は殺せない、と見た橋爪功がさらなる計略を練る・・・という展開は理解できるが、そこに到るまでの過程があまりに稚拙すぎる。

 ただ、チェジウが実は日本人だった・・・という「衝撃の展開」は、物語として良く練られていると思った。確かにこれなら竹野内豊が在日韓国人であるという設定に意味が出てくるし(まさか物語の途中で「日本人」と「韓国人」が入れ替わるとは!このドラマならではのアイデアだ)、6歳だったら多少は日本の記憶があるのでは・・・ということはあるにせよ、この点に関しては、話全体の繋がりとしてムリが無い。

・・・とまあ、このように話の展開に興味深い部分と隠し難いアラが両立し、大変評価が難しいドラマになっているわけだが(苦笑)、なんとか最終盤、おそらくは「黒幕」であるところの橋爪功との対決で、物語を盛り上げて欲しいところだ。

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【レビュー】西遊記(9)
 前回の休憩を経て、今回はさすがに見応えのある出来となっていた。特に、松重豊が悪の華咲かせまくり。単なる野蛮で粗暴な「妖怪」ではなく、純粋に「悪」の立場から深津絵里を挑発し(深津絵里の母親を殺したのが自分であることを明かした時の表情にはゾクゾクさせられた)、内村光良を再び「悪」の世界に引きずり込もうとする。このキャラクターに重みと存在感があってこそ、それに対して香取慎吾と内村光良が敢えて深津絵里の「仲間」であることを選ぶのに価値が出てくるというものだ。その意味で、今回限りで「殺して」しまうのが惜しいほどの良い悪役ぶりだった。

 ただ、もったいないな~と思ったのは、クライマックスであるはずの、香取慎吾と松重豊の戦闘シーン。シーンが屋外であったこともあり、ますますゴマカシが効かない感じになってしまっていて興ざめだった。格闘の迫力そのものは、スタントを使わない限り限界があることは分かっているのだから、ああいうときこそCGを使うなりして、もっと「見せ方」に工夫をすれば良いのに・・・。

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【レビュー】アンフェア(9)
 もはや見ている途中で分かってくるので我ながら軽く笑うくらいだが、今回も小林義則の「緩急演出」は冴えていた。特に、篠原涼子の娘を濱田マリが付けねらう展開は、「いくらなんでもここで幼子が無残に殺される展開はない」と分かっちゃいるんだけどダマされて、緊張感を煽られるものがあった。

 そしてその緊張感は、「もしかしてこのドラマなら無いとは言えないかも」というところから来ているもので、今回も濱田マリがあっさり殺されたが(まあこの展開は途中から半分示唆されてはいたけど)、ドラマの中でも語られていたように、3つの事件にどう繋がりがあるのか、現時点では全く想像が付かない。ここまで来たら、佐藤嗣麻子の脚本には是非とも最後まで突っ走って欲しいところ。

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【レビュー】神はサイコロを振らない(7)
 今回、脚本の水橋文美江が描こうとしていたであろうことはよく伝わってきたのだが(ラスト、小林聡美がともさかりえに「自分の仕事をやっただけ。それで良いんだよ」と語ったセリフはストンと心に落ちた)、ちょっと内容を1時間の中に盛り込みすぎで、細かいところにアラが目立ったかな。

 例を挙げると、いつも客の立場に立って行動しているはずの小林聡美が、ベンガルに教え子の「替え玉」を会わせる、という展開はあまりに無神経な人間に映ったし(そうするにしても、それまでに葛藤や経緯があってしかるべき。それが無いから無神経さが際立ってしまう)、その後嘘を謝罪した小林聡美が、ベンガルを「本当の」教え子の所へ連れて行こうとする段で、急におぶって連れて行こうとして、そこに山本太郎とともさかりえが入ってきてお笑いモードになるのも、これは佐藤東弥の演出の問題かもしれないが、あまりに唐突だった。また、最後に長谷川朝晴を使って、ベンガルのときとのコントラストを描きたかったのかもしれないが(そう毎回上手くいくわけないし、違う仕事をしているのだから・・・という展開)、短い時間の中に詰め込んだために、長谷川朝晴のキャラクターがあまりにステレオタイプすぎて、確信犯だとしても面白みの無い登場人物になってしまっていた。・・・これら、一つ一つは細かいことかもしれないが、そういうディテールの積み重ねでドラマが出来ている・・・ということを、今さら水橋文美江に対して指摘するまでもない、はずであろう。

 あと、物語の展開とは関係ないけど、最後のともさかりえかわいかったねぇ!!紆余曲折を経て、演技も上手い上に「かわいげ」も素直に出せる、素敵な役者さんになってるな、という感じで、「金田一少年の事件簿」の頃から見ている私としては嬉しかった。

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